レンタルサーバー選びのポイント
レンタルサーバーを選ぶ時、まず最初に考えなくてはいけない事は、自分がどのようなホームページを作りたいかです。
個人が趣味で運営するホームページと、企業が業務として運営するホームページとでは、必要となる機能もディスク容量も違ってきます。
長期にわたって運営し、アクセスアップを意識しながらたくさんの人に見てもらうホームページを作りたいのか、短期間だけ運営し、アクセスアップも意識しないでとりあえずホームページを作ってみたいのかでも違ってきます。
個人のホームページの場合、趣味で運営するのには独自ドメインはあまり必要無いと思う方が多く、無料レンタルサーバーや低価格なサブドメイン型レンタルサーバーを選択する場合が多いようです。
しかし、ネットショップやアフィリエイト等の商用で利用する場合には、独自ドメインが必要と考える場合が多いです。
企業のホームページとなると独自ドメインは必要不可欠です。
アクセス数も多くなるので、転送量にも気を配る必要があります。
CGIやPHPなども必要になり、セキュリティ面やバックアップ、データベース等も重要になってきます。
このように用途によって必要な機能と不要な機能は変わってくるので、自分でしっかりと何が必要で何が不要なのかを良く考えてからレンタルサーバーを選ぶ必要があります。
最近ではサーバーが高機能になりユーザーの選択肢が増え、どれを選べば良いのかわからくなってしまうこともあります。
レンタルサーバーを選ぶ1つの手段として、できないことに注目するのも良いかもしれません。
自分にとって、これができないと困るという機能が利用できないのであれば選択肢から外す、というように、たくさんあるできることではなくて、できないことに注目して選ぶようにすると選びやすくなるかもしれません。
◆レンタルサーバー選びの基本的なポイント
【料金】
安い所では毎月数百円から利用することができ、高い所だと毎月数十万円の場合もあります。
格安や激安のレンタルサーバーが増えてきていますが、安いには安いなりの理由があり、独自ドメインを利用できなかったり、CGIが利用できなかったりと機能面などで制限が付きます。
また、月額では安くても初期費用やドメインの更新費用などが高くなっている場合があります。
料金が高いレンタルサーバーも高いには高いなりの理由があり、セキュリティが強化されていたり、バックアップがしっかりしていたり、サポートが充実していたりします。
企業で利用する場合や商用で利用する場合には、割高に感じますが機能やサポートがしっかりとしたレンタルサーバーを利用するのが良いです。
【安定性】
いくら安くて機能が充実していても、サーバーが不安定では意味がありません。
アクセスしてもホームページに繋がらない、反応が遅い、サーバーダウンが多いでは商用サイトでは死活問題です。
障害情報をしっかりと明記してあるのであれば、それを参考にサーバーの安定性を確認すると良いでしょう。
万が一障害が発生しても早急な復旧ができる体制を持っているのであればなお良いです。
【サポート】
サイト運営をしていると、トラブルはつきものです。
そんなトラブルが起こった場合に、適切なサポートを受けられるかどうかも重要になってきます。
電話による24時間サポートがもっとも理想的ですが、一般的にはメールによるサポートが主流となっています。
メールでのサポートは返事が遅くなりがちですが、「24時間以内に回答を返信します」と約束している場合もあります。
また、サーバーの障害情報やシステム停止の予告をきちんと知ることができるのか、サポートの対応は丁寧かなども重要です。
初心者の方はこうしたサポート面がしっかりとしているレンタルサーバーを利用した方が安心です。
実際に利用してみないとサポートが充実しているかはわかりませんが、申し込みをする前にサポート窓口へ連絡をしてみて、どれだけ迅速、丁寧に対応してくれるのかをチェックするのも良いかもしれません。
【独自ドメイン型とサブドメイン型】
独自ドメイン型のサービスは、ユーザーが取得したドメイン(****.comなど)を利用することができるサービスです。
サブドメイン型のサービスは、レンタルサーバー業者が取得しているドメイン名を利用するサービスです。
ドメインとは、ネットワークに接続しているコンピューターが、どこに存在しているのかを表すインターネット上の住所のようなものです。
ドメイン名は料金さえ払えば誰でも取得し、利用することができます。
独自ドメインを利用する場合はサーバー利用料金とは別に独自ドメインの維持費がかかります。
レンタルサーバー業者の中では、ドメイン取得費が無料であったり、維持費を安くしているところもあります。
また、独自ドメインを取得すると、取得者の住所・氏名などの情報がインターネット上で公開され、誰でもそれを閲覧できるようになります。
この情報を必要最低限にしたいという場合は、匿名で取得することも可能です。
この独自ドメインは取得・維持をすると、レンタルサーバーを乗り換える場合でも同じドメインを使い続けることができます。
そのため、サイトを移転したとしてもアドレスの変更をする必要が無くなります。
サブドメイン型では、レンタルサーバー業者が用意したドメインを利用するので、移転する時にはアドレスが変更になってしまいます。
せっかくサイトが賑わってきていたのに移転することになってしまい、訪問者数ががくっと落ちてしまう事もあります。
ネットショップなどを運営する場合には、これは致命的ですね。
当然、普通に趣味のサイトを運営する場合にはサブドメイン型でも独自ドメイン型でも問題はありません。
自分だけのアドレスを持ちたい、移転時にアドレスの変更をするのが嫌だという方は独自ドメイン型、あまりお金をかけたくない、ドメインはあまり気にしていないという方はサブドメイン型のように、自分の用途に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。
【回線速度】
表示速度に最も影響を与えるのが回線速度です。
回線速度が不十分だと、訪問者が快適にアクセスできないだけでなく、日々のコンテンツ更新作業もストレスが溜まります。
共有サーバーでは、基本的に共有しているユーザーで回線を分け合うので、夜などのアクセスが集中する時間帯はパフォーマンスが落ちることがあります。
また、共有している人数が多過ぎてもパフォーマンスは落ちてしまいます。
専用サーバーの場合でもデータセンター全体で回線を共有していますが、サービスによっては帯域保証型の回線プランなどが用意されているので、アクセス数が多くなることが予測されるサイトでも利用しやすくなります。
【転送量】
閲覧者がホームページへアクセスをすると、サーバーからデータが呼び出され、閲覧者のブラウザへと転送されます。
このデータの量のことを転送量と言います。
アクセスが多くなることが予測されるサイトではとても重要で、例えば1ヶ月に2GBまでの転送制限が設けられているレンタルサーバーの場合、それを上回ると追加課金されてしまう場合があります。
アクセスが多くなると予測されるサイトは転送量の制限に注意しましょう。
転送量の制限を無制限としていても、他のユーザーに迷惑がかかると判断した場合には制限がかかる場合があります。
無制限だからといって何も考えずに利用するのは、他のユーザーに迷惑がかかってしまうのでやめましょう。
